国立公園のオラウータン

国立公園内へは、渡し船でしか行けない。ちょっとした川だけど、流れが早くてとても歩いては無理そうで、この渡し船は人が引っ張って渡してくれます。が、船は既にびしょぬれなので、裸足かサンダルでいかないとえらいことに。

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渡るとすぐに国立公園受付、らしきもの。一応、国立公園で、ユネスコ自然世界遺産にも登録されているはずなのに、ぽ?んとぼろい机は置いてあって、そこが受付。パーミッション3人分とカメラ持ち込み料金を払うと、チケットなどあるわけではなく、紙切れに(本当に!)名前と国籍を書かれる。
アバウトです。

国立公園内では、1日2回半野生のオラウータンの餌付けを見ることができます。15時に3、40人連なって受付あたりを出発。インドネシア人っぽい人、あとは中華系の人が多くて、西洋人は0、日本人も0?

国立公園内だし、と軽い気持ちで歩き始めると、道はぬかるんでるし、すぐに急な坂にジャングルっぽくなってきて、滑る人や座り込む人続出!お年寄りなどは何人か脱落してました。
うちの息子も「本当に見れるの?」と不安になりつつ、30分ほど歩くと‥…。

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餌付け場所に到着。竹でちょこっと柵がしてあって、国立公園のレンジャーさんのみが中に入ってオラウータンを呼びます。鳴き声の真似?

しばらくすると、「バサッバサ」と音がして、森の奥からやってきました!木から木に飛び移って、レンジャーの近くへ。スマトラのオラウータンはほぼ一生を木の上で過ごす、らしいのです。

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木の台の上置かれたえさを慎重に食べます。距離3、4mあって、動きのあるオラウータンはすぐに葉っぱや木の影になってなかなか見えず、顔もよくわからない。茶色いものが動いてるなあという感じ。
息子は「全然近くに行けない?」とちょっと不満そう。それでも、カメラを渡したら、面白そうにとってました。


えさの食べ方が指を使って食べている感じで人間っぽいです。最初は興奮してみていた私たちも、30分も見てると、「もういいね」となって終了。

またぬるぬるのジャングルを下って行きます?。

受付に帰ると、川遊びのにぎやかな声が聞こえてきますが、そういえば餌付けのところは静かで、オラウータンの木を揺らす音しかしなかったなあ。


ブキッラワン

ブキッラワンのバス停に到着。すぐに何人もの「自称 親切な人」が寄ってきました。しかし、ターゲットとなる旅行者っぽい人間は私たちと西洋人カップルのみ。

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振り切っても振り切っても、ついてくる(そして、1人でついていると、他の人は寄ってこない)。地元の人以外の観光客がすご?く少ないので、相手も必死な感じです。

そして、大きな川沿いは人人人。


今日は1月1日。年始はインドネシアでもお休みらしく、比較的きれいな川の水での水遊びと涼を求めて、川岸は家族連れやカップル、友達連れなどなどで人でいっぱい、川の中も人でいっぱい。さらに宿があるエリアまでの狭い道は人で大渋滞、というすごい状態でした。
日本で言うと、お盆の海岸とかお正月の初詣風景、みたいなくらいの人の密集度。
「わーわーきゃーきゃー」言っている声で、すごい山の中なのに大騒音。

川を渡るには、細い吊り橋一本しかなく、その吊り橋がすごい人でさらにあっちこっち板が抜けていて‥…。
いつか、落ちるんじゃないか、事故にならないのかなあと心配になるほどでした。

宿探しも人ごみをかきわけかきわけ。人が多すぎて写真どころじゃないくらいでした。

今回のお宿はこちら。経営者はイギリス人らしいです。1泊、1400円くらい。

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3階建てみたいになっていて、トイレから石段を下がって行くと、水浴び場です。シャワーではなく、「ホースがある」だけ。そして、真っ暗なので写真にはとれず。でも、暗くてきれいかどうかわからなくて、かえっていいかも。上から見ると、井戸みたい‥…。

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気に入ったのはテラスがあって、ハンモックがあるところ。早速、息子座って、寝て、お菓子を食べてとほぼハンモック生活開始です。

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部屋の中は、ほぼベッドのみ。雨続きのせいか、全体にウェットな感じ。
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でも、バスで3時間もここへ来た私たちの目的は「野生のオラウータン」!まずは、15時からすぐそばの国立公園で「オラウータンの見学」時間があるので、「ここで待っている?」という息子を無理やりハンモックから連れ出して、移動。

オラウータンのすむ森は、人の住んでいるエリアと川で話されています。道は小さな渡し船だけのよう。

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さて、オラウータンの森へ!

大騒動のミニバス、そして満員のバス3時間

朝ご飯は、ホテルで。ホテルのビュッフェは色々食べてるけど、すごく豪華でした。そして、日本食が一切ないのも、「日本人少ないんだな」と実感。そして、広いレストランがインドネシアの人でほぼ満席でした。


インドネシア料理が多くて、カレー系?ヌードル、デザートなど。朝からカレーも、ヌードルも、中華系のものも、最後におかゆもデザートもがっつり。息子も、大好きなBAKSOもあるし、とにかく色んな種類があるのでうろうろ。夫は、「しばらく食べてないから」と生野菜。
「1泊1万円でこの朝ご飯はいいね!」と、マリオットの評価アップでした。

朝ご飯をがっつり食べたら、さっさと移動です。

メダンから、バスで3時間ほどの村が今日の目的地。山のようにいるホテルの警備のお兄さんにバス停までの行き方を聞くと、ミニバスを停めてくれて乗せてくれました!聞かないと、バス停があるわけではないので、わからなかったなあ。

黄色に塗られたふるいバンがバス代わり、どんどん乗り込んでは、降りて行きます。多分、路線はあるけど停留所はないのかな?

30分ほど走ったところで、事件発生。
すご?い勢いでバイクの女の人がバンを追っかけてきて、走りながらバンバン車をたたきます!大声ですごい顔で怒鳴って、バンを運転しているお兄ちゃんの頭もバンバン!ひえ?。

道の真ん中でお互い止まって、怒鳴り合いの殴り合い!どうも、バイクとバンが接触したらしい。
とにかく、バイクの女の人がすごい形相で、運ちゃんを怒鳴るわ、殴るわ。運ちゃん、車からは絶対降りずに、応酬。まわりの、ドライバーが止めに入って、ようやく落ち着いて、怒鳴りながら、バイクの家族は去って行きましたが、近くで見ていたうちの息子「もう、降りようと?怖いよ?」と半泣きになってました。

で、何事もなかったように、またミニバンは走り、1時間近くかかって、なんだかバスがいっぱい停まっているところに到着すると、ミニバンのおにいちゃんが発車しそうなバスに声をかけてくれて?無事、私たち乗り込めました。1時間以上はしって、ミニバンのお値段は全部で7000ルピア。60円ほど。
安すぎる。

目的地、ブキッラワン行きのバスは、オンボロで満員。それでも、ちょこっと空いている席に私、息子は夫の膝の上を確保して出発です。3時間弱、満員のバスはすぐにメダンの町を抜けて、小さな町をいくつか抜けて、山へ。

小さな村がいくつもあって、そのたびに人が乗り降りして、ブキッラワンに到着!

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メダンで紅白

20分ほど遅れでペナンを出発したエアアジア、50分ほどでインドネシアのメダンに到着です。

エアアジア機内は、相変わらず狭かったですが、国際線を3人で総額7000円ほどで飛べちゃうなら、ただただ有り難い。

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メダン空港は、思った以上にしょぼい(笑)空港でしたが、ビザの発給やイミグレがスローなので、出るのに1時間ほどかかってしまい、外に出る頃には真っ暗でした。

持っていた地球の歩き方「メダン部分のコピー」には、「空港からのタクシーより、ちょっと歩いて外へ出て、ベチャに乗れば安い」と書いてあったので、せこい我が家はその通りに。(でも、誰もそんな人いなかったです。何より、いわゆる旅行者っぽい人、誰もいなかったです)

すぐにベチャのおじさんたちを見つけて値段交渉。50000とかいう(日本円で500円弱)おじさんは放っておいて、20000ルピアのおじさんに乗っけてもらいます。

バイクの横に座席がついているベチャ、3人だと狭いので、息子はおじさんとバイクの2人乗り。バイク大好きな息子なので、大喜びです。

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メダンの町、空港を出るとすぐに町ですが、全体的に暗?い照明に小さな商店やビル。30分ほど走ると、中心部になってスタバがあったり、日本と同じ感じのデパートがあったり。そして、またちょっと走るとくら?い道になる、都会なのかそうじゃないのかわからない感じ。タイの町だと、中心部からちょっと離れても「にぎやか」という感じなので、違いを感じました。

ベチャのおじさんは、値段交渉の際、ホテルの名前を行った時には「わかった」と自信満々だったんですが、実際はわかってなかったようで、違うホテルに連れてかれました?。私たちが、「違うよ?」と言ったら、おじさん自ら周りの人に聞いて、またまた15分ほど走って、無事目的地へ!

まわりは何にもないようなところにど?んと建つ「マリオット メダン」が今日のホテルです。
おじさんは「思ったより遠かったから、2万じゃ困る?」みたいなことを困り顔で言ったんですが、私たちも手持ちのお金があまりなかったのでちょこっとだけ多めに渡して「ありがとう!」と言ってわかれました。最後は、さわやかに去って行くおじさん、いい人でした。

このホテルで「インドネシアの複雑さ」をしみじみ感じました。
まず、ホテル内に入るまでのセキュリティがすごい。ベチャだともちろん敷地内には入れず、私たちは歩いて入って行ったのですが、でかい銃をもった制服を着た警備の人がわんさか。

手荷物も全部チェックし、正面玄関近くまで近づけます。さらにそこでは金属探知機でのチェック!
まだまだテロが多いエリアなので、「警備は万全」をアピール。

が、一歩ホテルの中に入ると、そんなことはみじんも感じさせない豪華さ!何となく、「インドネシア=発展途上」のイメージがありますが、ホテル内は一切そんなことはなく、きらきらしたインドネシア人の家族やカップルであふれてました?。

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なんだか、ベチャのおじさんの雰囲気や町の雰囲気との違いに落ち着かない感じ。

息子は、「ホテルの中で夕飯」等と言いますが、そんなことは我が家では許されないので(笑)、部屋から見えた「supermarket」の看板目指して、ホテルから買い出し。もちろん、出る時も入る時も厳しいセキュリティチェック付きで。

今日の夕飯は、カップラーメンにパン、ポテチ、インドネシアのビール2本等総額700円ほどを買い込んで部屋の床で食べて終了!
テレビで国際放送の「紅白歌合戦」をみてわいわい!インドネシアまできて、何してるんだい?状態で、2010年は無事くれて行きました。

プロフィール

tomatoma1104

Author:tomatoma1104
いつまでたっても旅がスキ。
子供がいても、仕事が休めなくても、時間ができたらいつもで行きたい。
仕事は、トマト農家。トマトな日々、旅の日々を綴っています。

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